変わらないために変わっていく。

このラインナップで入場フリー。とんでもない1日。

開催できなかったコロナ期間を経て、

10回目となる「いつせか」。

出演にはおとぼけビ〜バ〜やGUG、ウルフルケイスケ、おとぎ話など錚々たる名が連なる。

ただメジャーなバンドがいるだけではない。

インディーズバンドや若手バンドも

ハコをパンパンに埋めて掻き鳴らしている。

個人的には、満員のDEWEYを揺らす水平線のライブは心にくるものが。

各ハコで各バンドが、ワンマンショーだった。

それぞれの世界を、その瞬間に投影していた。それはお客さんも含め。

勿論私は音楽が好きだからライブを見にいくけれども、

同じくらいライブハウスの持つ空気感に惹かれているのかもしれない。

それは来た者にしかわからない。

閉鎖的なイメージが抜けきらないライブハウスだが、

その実はこうも温かいのだ。

悩んだら、迷ったら、やる。

ライブハウスシーンはまだまだ死なない。

石倉